マンション外観パースはどう発注する?流れ・料金相場・制作会社の選び方を解説

都市の街並みに建つガラス張りの高層マンションの外観パース

マンションの外観パースを初めて発注する際、「発注の流れが分からない」「修正込みでいくらかかるのか知りたい」と悩む担当者は少なくありません。

そこでこの記事では、マンション外観パースの発注から納品までの流れ、料金相場、発注前に準備する資料を解説します。また、販売スケジュールから逆算した発注時期や、制作会社の選び方も併せて紹介します。

この記事を読めば、いつまでに発注し、修正込みでいくら用意すればよいかが分かるので、初めてマンションの外観パースを発注する方は、ぜひ参考にしてみてください。

販売スケジュールに間に合うマンションの外観パースならカプテリ

カプテリでは、モデルルームの公開日や入稿締切をうかがい、いつまでに発注すれば間に合うかをお伝えします。建築CG制作10年の社員が在籍しているため、図面をお送りいただいた段階で、販促物で建物がきれいに見えるアングルのご提案が可能です。

パースだけでなく、チラシやマイソクと呼ばれる物件概要書、媒体への入稿代行も相談できます。「来月のモデルルーム公開に間に合わせたい」「初めての発注で何から渡せばいいのか分からない」という方は、カプテリにご相談ください。

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マンション外観パースの発注から納品までの流れ

マンションの外観パースは、載せる販促物とアングルを決めてから見積もりを依頼し、ラフで構図を確かめたうえで本制作と修正に進みます。発注から納品までの主な流れは、以下のとおりです。

  • 使う販促物と見せたいアングルを決める
  • 図面を添えて見積もりを依頼する
  • ラフの段階で仕上がりをすり合わせる
  • 修正を出して納品データを受け取る

それぞれ解説します。

使う販促物と見せたいアングルを決める

最初に決めるのは、どの販促物に載せるかです。チラシの表面に大きく使うのか、物件ページに小さく載せるのかで、必要な解像度も比率も変わります。

載せ先が決まれば、見せたいアングルも絞り込みやすくなります。例えば、角地なら2面が見える斜めからのアングルが候補です。

あわせて、昼景と夕景のどちらにするかも、この段階で決めておきましょう。夕景は窓に明かりが灯るため、夜の暮らしの雰囲気まで伝えられます。

外観CGパースについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

図面を添えて見積もりを依頼する

依頼先の候補が決まったら、意匠図や立面図を添えて見積もりを依頼します。意匠図は外壁の仕上げや窓・ドアの位置まで描いた設計図で、立面図は建物を真横から見た図です。

依頼時には、図面に加えて、使う販促物と希望納期、カット数も書き添えましょう。各社に同じ条件を伝えておくと、届いた見積もりの金額をそのまま比べられます。さらに、参考にしたいパースの画像を1〜2点つけると、各社の提案も具体的になるのでおすすめです。

ラフの段階で仕上がりをすり合わせる

発注後に最初に届くのは、ラフと呼ばれる下書きです。この段階で確認するのは、アングルと構図、人や車の配置といった大枠です。

ラフは構図を変えられる最後の機会のため、「建物を大きく見せたい」「前面道路の歩行者を減らしたい」といった要望は、この段階で伝えましょう。

本制作に入ってから構図を変えると作り直しになり、追加費用がかかる場合もあるため注意が必要です。社内で確認する人が多い案件では、営業と設計の要望をラフの段階でまとめて伝えておくことで、追加費用を避けられます。

修正を出して納品データを受け取る

ラフの承認後は本制作に入り、完成データが届きます。ここからは、色味や質感、植栽の量などの細かい調整を依頼します。

修正の依頼は、営業部門と設計部門の意見を1つの依頼書にまとめ、1回で出すのがおすすめです。依頼書には、どの箇所をどう直すのかを画面上の位置で書き添えましょう。修正が済んだら、印刷用の高解像度データとWeb用の軽いデータを両方受け取っておくと、販促物ごとに使い分けられます。

マンション外観パースの料金相場

マンションの外観パースの相場は1カット10万〜30万円程度で、予算はこの単価に修正と追加カットの分を足した総額で組みます。主な相場は、以下のとおりです。

  • 1カットあたりの相場
  • 修正回数を含めた総額の相場
  • カットを追加した場合の相場

それぞれ解説します。

1カットあたりの相場

マンションの外観パースは、1カット10万〜30万円程度が目安です。単価が上がりやすいのは、階数が多い建物や見上げの構図、窓の明かりを灯す夕景のカットです。

単価を左右する条件と、見積もり時に伝えることを以下の表にまとめました。

単価を左右する条件単価が上がりやすいケース見積もり時に伝えること
建物の規模階数が多く窓やバルコニーも多い階数と総戸数
見せるアングル2面が見える斜めや見上げの構図使う販促物と見せたい面
昼景か夕景か窓の明かりを1戸ずつ灯す夕景昼景と夕景のどちらを使うか
周辺環境の描き込み前面道路や近隣の建物まで描く敷地の周囲をどこまで入れるか
修正の回数社内の確認者が多く修正が重なる想定している確認者の人数

上表の5つを各社に同じ条件で伝えておくと、届いた見積もりの単価をそのまま比べられます。

修正回数を含めた総額の相場

予算として押さえておきたいのは、1カットの単価ではなく修正込みの総額です。修正2回まで込みの会社と、修正が毎回有償の会社では、最終的な支払額が変わります。

社内の確認者が多い案件では、修正が3回を超える場合もあります。そのため、修正は何回まで込みで、超えた場合は1回いくらかを書面で確認しておけば、総額の上限を先に決めておくことが可能です。

CGパースの外注について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

カットを追加した場合の相場

販売が進むと、別アングルや夕景のカットを追加する場面もあります。1カット目の費用には建物を3Dで起こす作業が含まれますが、2カット目以降は同じ物件の3Dモデルを流用し、カメラの位置と光の設定を加える作業が中心です。そのため、追加カットは1カット目より単価を抑えられる場合が多くあります。最初の見積もりで2カット目以降の単価まで確認しておくと、追加の社内決裁も通しやすくなります。

「相場の見方は分かったけれど、自社のマンションだといくらになるのかを知りたい」と悩んでいる方は、カプテリにご相談ください。カプテリには建築CG制作10年の社員が在籍しており、図面と使う販促物をお送りいただければ、修正の条件まで含めた見積もりをお出しします。

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販売スケジュールから決めるマンション外観パースの発注時期

プロの制作会社に外注する場合、制作にかかる日数は依頼後5〜15営業日が目安です。この日数にラフの確認と社内決裁の期間を足し、モデルルームの公開日や媒体の入稿日から逆算すると、発注の締切が分かります。発注時期の主な決め方は、以下のとおりです。

  • モデルルームの公開日から逆算して発注する
  • 広告・チラシの入稿日から逆算して発注する

それぞれ解説します。

モデルルームの公開日から逆算して発注する

モデルルームの公開日は、販売スケジュールのなかで最も動かしにくい日程です。公開日に合わせてパネルやチラシを用意するため、納品日は公開日の3週間前に設定するのが一般的です。公開日から逆算した各工程の目安を以下の表にまとめました。

工程公開日からの逆算進める担当
発注・図面の送付6週間前発注者
ラフの確認5週間前発注者と制作会社
パースの納品3週間前制作会社
販促物の印刷・納品1週間前印刷会社

上表のとおり、発注から納品までは、ラフの確認を含めて最長3週間ほどです。公開日の6週間前に発注できれば、修正と印刷の時間も確保できます。なお、社内決裁に2週間かかる会社なら、8週間前から図面と見積もりを揃え始めましょう。

広告・チラシの入稿日から逆算して発注する

媒体に掲載する場合は、媒体ごとの入稿締切がパースの実質的な納期です。入稿データの作成にも数日かかるため、納品日は入稿日の1週間前を目安にするのがおすすめです。

入稿締切は媒体ごとに違うため、発注の前に営業担当へ確認しておきましょう。複数の媒体に出す案件では、そのなかで最も早い締切から逆算して発注日を決めるのが確実です。また、入稿後にパースを差し替えられる最終日も媒体ごとに決まっているため、修正が出そうな案件では、その日もあわせて聞いておくと安心です。

マンション外観パースの発注前に準備する資料

制作会社に渡す図面と資料は、見積もりを依頼する前に揃えておきましょう。資料が揃っていれば複数社へ同じ条件で見積もりを依頼でき、金額と納期を比べやすくなります。発注前に準備する主な資料は、以下のとおりです。

  • 意匠図・立面図・配置図
  • 外構図と仕上げの指定資料
  • 参考イメージとブランドロゴ

それぞれ解説します。

意匠図・立面図・配置図

外観パースを作るときに必要な図面は、意匠図・立面図・配置図の3枚です。3枚が揃っていれば、制作会社は建物の形を推測せずに、図面どおりに描けます。

3つの図面で制作会社に伝わることを以下の表にまとめました。

図面制作会社に伝わること渡す形式
意匠図外壁の仕上げや窓・ドアの位置PDFとCADデータ
立面図各面の高さと窓の割付PDFとCADデータ
配置図敷地のなかの建物の向きと隣地との距離PDF

上表のとおり、意匠図と立面図は、PDFとCADデータを一緒に渡すのが確実です。CADデータがあれば、建物の形をより正確に描いてもらえるのが利点です。図面が差し替わる見込みがある場合は、渡した図面の日付を記録しておきましょう。古い図面のまま描かれた箇所があっても、修正の際にすぐ見つけられます。

外構図と仕上げの指定資料

外観パースには、建物のまわりの植栽や車寄せ、駐輪場も描き込みます。外構図があれば、植栽や車寄せを実際の配置どおりに描いてもらえます。

外構図とあわせて必要なのが、タイルや吹付の色、サッシの色を指定した仕上げ表です。仕上げ表は外装の材料と色番号を一覧にした資料で、制作会社はこの色番号をもとに外壁やサッシの色を描きます。

色番号が決まっていない部分は未定と伝えておけば、ラフの段階で候補を出してもらうことも可能です。決定後に色が変わっても、仕上げの差し替えだけなら費用を抑えられます。

参考イメージとブランドロゴ

参考イメージとして用意したいのは、過去の自社物件のパースや、雰囲気の近い物件の写真2〜3点です。外壁の色なのか夕景の窓の明かりなのか、写真のどこを参考にしたいのかも一言添えておくと、制作会社がどこを参考に描けばよいかが分かります。

物件のブランドロゴやコピーを載せる予定があれば、データも先に渡しておくのがおすすめです。販促物のデザインを別の会社に頼む場合は、ロゴを入れる余白の位置も先に伝えておきましょう。余白の位置が分かれば、制作会社はその部分を空けた構図で描けます。

マンションCGパースについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

マンション外観パースの制作会社の選び方

マンションの外観パースを頼む制作会社は、マンションの外観の実績があるか、見積もりに修正の条件が書かれているか、載せる販促物に合わせて提案してくれるかの3点で比べるのがおすすめです。制作会社の主な選び方は、以下のとおりです。

  • マンションの外観の実績を見せてもらえるかで選ぶ
  • 修正回数と追加料金を見積もりに書いているかで選ぶ
  • 販促物での使われ方まで相談できるかで選ぶ

それぞれ解説します。

マンションの外観の実績を見せてもらえるかで選ぶ

問い合わせの段階で、マンションの外観パースの実績を見せてもらいましょう。戸建てや店舗の実績が中心の会社だと、10階を超える建物の見上げの構図に慣れていない場合もあります。

見せてもらう実績は、自社の物件に条件が近いものが理想です。角地なのか、前面道路が狭いのか、低層か高層かを伝えて事例を出してもらうと、仕上がりをイメージしやすくなります。

東京の建築パース制作会社について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

修正回数と追加料金を見積もりに書いているかで選ぶ

見積もりを受け取ったら、修正が何回まで料金に含まれ、超えた分にいくらかかるのかが書かれているかを確認しましょう。「修正は2回まで料金に含み、3回目からは1回ごとに追加料金」のように書かれていれば、修正が増えた場合にいくらまで上がるかを発注前に計算できます。

「修正には柔軟に対応します」と口頭で言われた場合も、その内容を見積書に書いてもらうのが確実です。あわせて、カットを追加したときの単価と、ラフを承認したあとに構図を変えたときの料金も書いてもらうと、各社の見積もりを同じ項目で比べられます。

販促物での使われ方まで相談できるかで選ぶ

同じパースでも、チラシの表面に大きく使うのか、Webの一覧で小さく表示するのかで、必要な解像度や描き込む細かさが変わります。そのため、問い合わせの際に載せる販促物を伝え、それに合わせた解像度と描き込み方を提案してくれるかを確かめましょう。

また、広告やチラシにパースを載せるときは、完成予想図であることの明記が必要です。この表記をパースのどこに入れるかまで相談できる会社を選ぶと安心です。

「角地の高層マンションなので、見上げの構図に慣れた会社に頼みたい」「チラシの表面に大きく載せても見劣りしないパースにしたい」と悩んでいる方は、カプテリにご相談ください。カプテリには元SUUMO社員が在籍しており、図面をお送りいただければ、載せる販促物に合わせたアングルと、どこまで細かく描き込むかをお答えします。

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マンション外観パースに関するよくある質問

最後に、マンション外観パースについてよく寄せられる質問に回答します。

Q. 外観パースは社内で自作できますか?

社内の検討資料であれば、無料の3DソフトやCADの簡易レンダリングでも作成は可能です。設計との打ち合わせ用なら、形と大きさが分かる程度の仕上げでも対応できます。

一方で、チラシやWebに載せる販促用のパースは、光の当たり方や外壁の質感を描き込むのに時間がかかるため、建築CGを専門に手がける制作会社に外注したほうが早く仕上がります。

自作したパースを販促物に使う場合は、実物との差が出やすい点にも注意が必要です。窓の並びや外壁の色が図面と違って見えると、購入者への説明が難しくなります。

Q. AIで生成したパースを販促物に使えますか?

AI単独で生成したパースは、社内の検討用にとどめるのが無難です。生成は30分〜2時間で仕上がりますが、図面どおりに描かれるとは限りません。階数や窓の並びが実物と違うまま販促物に使うと、購入者が完成した建物を見て広告と違うと感じる場合があるため、注意が必要です。

制作方法ごとの納期の目安を以下の表にまとめました。

制作方法納期の目安販促物への使い方
AI単独で生成30分〜2時間社内の検討用にとどめる
AIとプロの組み合わせ3〜7営業日図面と突き合わせたうえで使う
プロが制作5〜15営業日そのまま使える

上表のとおり、納期と正確さを両立しやすいのは、AIで方向性を作ってプロが仕上げる方法です。販促物に使う場合は、どの方法でも、図面と見比べて確認する担当者と日程を発注時に決めておきましょう。

Q. 図面が確定していない段階でも依頼できますか?

確定前でも依頼できます。基本設計の図面があれば着手でき、未定の仕上げ色はラフの段階で候補を出してもらうことが可能です。

ただし、確定後に建物の外形が変わると、作り直しが必要です。発注の段階でどの部分が未定かを共有しておくと、変更が出たときの追加費用も抑えやすくなります。特に未定の部分が多い案件では、ラフの確認を1回増やす前提で日程を組みましょう。

Q. 1度作ったパースを別の物件に使い回せますか?

建物が違えば使い回せません。パースは物件の図面をもとに作る完成予想図のため、別の物件に流用すると実物と異なる外観を広告に載せてしまいます。流用できるのは、同じ物件の別アングルや、昼景から夕景への作り変えです。

同じ3Dモデルを使えるため、追加の費用と日数を抑えられます。一方で、過去物件のパースを参考イメージとして渡すのは問題なく、外壁の色や窓の明かりの雰囲気を制作会社に伝える資料になります。

図面どおりの正確さで仕上げるマンションの外観パースならカプテリ

カプテリでは、意匠図と立面図を突き合わせ、階数や窓の並びまで図面どおりに描きます。建築CG制作10年の社員が在籍しているため、構図や見せ方の相談はラフの段階から可能です。不動産販促にも対応しているため、チラシやWebへの載せ方まで一緒に相談できます。

「実物と違うと言われない外観パースにしたい」「初めての発注なので進め方から教えてほしい」という方は、カプテリにご相談ください。

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まとめ|マンション外観パースはスケジュールから逆算して発注する

マンションの外観パースは、使う販促物とアングルを決め、図面を添えて見積もりを取り、ラフですり合わせてから納品に進みます。

制作にかかる日数は、依頼後5〜15営業日が目安です。公開日や入稿締切から逆算し、ラフの確認と社内決裁、印刷の期間を足して発注日を決めます。

費用は、1カットの単価ではなく修正込みの総額で考えるのが基本です。会社を選ぶ際は、マンションの外観の実績があるか、修正条件を書面で示しているか、載せる販促物に合わせて提案してくれるかの3点を比べましょう。

「モデルルームの公開まで6週間を切っているが、今から発注して間に合うのか知りたい」と悩んでいる方は、カプテリにご相談ください。公開日と入稿日をお伝えいただければ、図面を送る日とラフを確認する日の目安をご提案します。

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